●不水溶性切削油の種類
N1種
鉱油および/または脂肪油からなり、極圧添加剤を含まないもの
N2種
N1種の組成を主成分とし、極圧添加剤を含むもの
(銅板腐食が150゜Cで2未満のもの)
N3種
N1種の組成を主成分とし、極圧添加剤を含むもの
(硫黄系極圧添加剤を必須とし、 銅板腐食が100゜Cで2以下、150゜Cで2以上のもの)
N4種
N1種の組成を主成分とし、極圧添加剤を含むもの
(硫黄系極圧添加剤を必須とし、 銅板腐食が100゜Cで3以上のもの)
●不水溶性切削油の種類および性状
種類
動粘度
mm
2
/s
(40゜C)
脂肪油分
質量%
全硫黄分
質量%
銅板腐食
引火点
゜C
流動点
゜C
耐荷重能
MPa
100゜C 1h
150゜C 1h
不
活
性
N1種
1号
10 未満
10未満
(1) −
−
1以下
70以上
-5
以下
0.1以上
2号
10以上
3号
10 以上
10未満
130
以上
4号
10以上
N2種
1号
10 未満
10未満
5以下
−
2未満
70以上
0.1以上
2号
10以上
3号
10 以上
10未満
130
以上
4号
10以上
N3種
1号
10 未満
10未満
(2)
1未満
2以下
2以上
70以上
0.15以上
2号
10以上
3号
10 以上
10未満
130
以上
4号
10以上
5号
10 未満
10未満
(2)
1以上
5以下
70以上
0.25以上
6号
10以上
7号
10 以上
10未満
130
以上
8号
10以上
活
性
N4種
1号
10 未満
10未満
(2)
1未満
3以上
−
70以上
-5
以下
0.15以上
2号
10以上
3号
10 以上
10未満
130
以上
4号
10以上
5号
10 未満
10未満
(2)
1以上
5以下
70以上
0.25以上
6号
10以上
7号
10 以上
10未満
130
以上
8号
10以上
備考N1種〜N4種のいずれも塩素系極圧添加剤を使用しない。
注
(1)硫黄系極圧添加剤に由来する硫黄分を含まない。
(2)硫黄系極圧添加剤を必須とする。
●不水溶性切削油の特性と推奨用途
種類
特性
推奨用途
N1種
不活性タイプ
混成タイプ
軽切削 非鉄金属の加工
N2種
不活性タイプ
N3種
中活性タイプ
一般鋼材の加工 歯切り(HOB、GS) 加工等
N4種
活性タイプ
合金鋼、難削剤の加工 ブローチ、タップ、深穴加工等
●仕上げ面精度の向上と工具寿命の相関性
不水溶性油剤は水溶性油剤と比べると、劣化は緩慢であり、比較的管理しやすい油剤である。
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