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グリースの基礎

JISによるグリースの定義
潤滑油中に増ちょう剤を分散させて半固体または固体状にしたもの。
特殊な性質を与える他の成分が含まれる場合もある。






潤滑剤の分類

潤滑剤を形態で分類すると、グリースは半固体潤滑剤に分類されます。
液体潤滑剤 ・・・ 潤滑油
半固体潤滑剤 ・・・ グリース、コンパウンド
固体潤滑剤 ・・・ 二硫化モリブデン、グラファイト など




グリース潤滑と油潤滑の長所・短所

グリース潤滑と油潤滑には、それぞれ長所・短所があります。


グリース潤滑と油潤滑の長所・短所

グリース潤滑 油潤滑
給油装置 軸受の密封化により、長期無給脂が可能。 潤滑部位へ、連続給油が必要
(滴下・はねかけ・循環等)
必要油量 必要最小限に抑えることが可能 多く必要
潤滑系 シンプル 複雑
漏れ グリース自身にシール作用があるので、漏れの心配は殆どない。 シール構造に注意しないと漏れる恐れ有り。
高速回転対応 限界有り 可能
異物の除去 不可能 ろ過・遠心分離で、連続除去可能
冷却能力 冷却能力は無い 冷却能力は大きい
摩擦損失 一般的に大きい
但し、転がり軸受では、チャンネリングにより低トルク化可能
一般的に小さい




グリースのちょう度

ちょう度は、グリースの硬さをあらわす基本物性値です。


グリースの硬さ


ASTM(JIS)混和ちょう度
NLGIによるちょう度分類




ちょう度

グリースのちょう度は、以下のように測定します。(JIS K 2220.5.3より)

ちょう度

グリースの分類と特性

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