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潤滑剤の歴史について専門書を紐解いてみると、すでに紀元前2400年には、摩擦低減を目的にグリース状物質や、油、水などの潤滑剤が使用されていたとの記述が残っています。
例を上げると、紀元前2400年頃のエジプトで建設された墓には、像の運搬に潤滑剤(水)をそそいでいるレリーフが残されています。
また、紀元前1400年頃に同じくエジプトの墓から発見された戦車の車軸からは、獣脂を主成分とした初期のグリースと思われるものが発見されています。
古代の潤滑油は、天然アスファルトが使われた形跡があるほかは、ほとんどが、動物および植物からの油脂でした。
石油系潤滑油をグリース化して使い始めたのは、近代になってからです。 |
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グリースの「はじまり」には三つの有力な説があります。
1845年レーズというアメリカ人が鉱油と樹脂油に石灰乳を加えて加熱し、 冷却してカルシウム石けん基グリースを作ったという説と、1853年にヘンリー・ボーズがソーダ、牛脂、鉱油を使った潤滑剤を作り、
英国特許を取っていたことをグリースのはじまりとする説です。
また、1860年のドイツで菜種油と酸化鉛の反応物を鉄道に使用したのをグリースのはじまりとする説もあります。 |
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人類にとって、戦争は科学技術の大きな飛躍のきっかけになりました。 第二次世界大戦では、低温性に優れた合成油リチウムグリースが登場し、
大型爆撃機B-29の高々度での飛行を可能にしました。
戦後、グリースの開発は、産業の急速な発展と共に歩んできたのです。 |
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当社は昭和22年3月より操業を開始し、鉄鋼・自動車等の重厚長大産業と共に歩み、これら産業界に支えられ伸びてまいりました。
その後、ベアリング・建設・工作機械・家電・AV業界にも、高付加価値グリースを紹介し、現在グリースの生産量は、国内シェアの30%を超え、業界トップとなっております。
IT産業の発展が目覚しい昨今、ハードディスク軸受や半導体製造設備用など、技術的ハードルが高いといわれる分野でのトライボロジー(潤滑)にも貢献しております。 |